誰もが不安を抱かずはいられない老後の暮らし。
パートナーがいないという状況であれば、なおさらその不安は掻き立てられます。
ところが、考えてみてください。
いくらパートナーがいたところで、離別、もしくは死別してしまった場合、
待っているのは、「おひとりさまの老後」です。
特に、平均寿命が男性よりも高い女性は、
一人で老後を過ごす年月が多くなります。
このおひとりさまの暮らしって、幸せなのでしょうか・・・
そこで、
今から10年ほど前、後に大ベストセラーとなった『おひとりさまの老後』を書いた
上野千鶴子先生の元に取材しにいきました!

眺めがあまりにもよすぎる取材場所にて。
やっぱり老後の一人暮らしで不安なのは。
・お金
・寂しさ
この2点ではないでしょうか。
まず、「お金の面」。
体が不自由になって生活出来ない、そんなこんなで介護が必要になったら心配ですよね。
でも、実は、介護保険、医療保険の充実により、
年金で何とかやりくりできるんです!
ここでは、細かくやりませんが、
続いての「寂しさの問題」。
人と触れ合うのがあまり好きじゃない。どちらかというと、一人が好きな人もいるでしょうが
多くの人は、ずっと一人だと寂しい気持ちになってしまうでしょう。
特に、パートナーと一緒に過ごして、離別、死別した人ならなおさらです。
ところが、寂しさのアンケートをシニア何百人にとったところ、
これまた、寂しさは時間が解決してくれることが判明してしまったのです・・・
・・・
早くも、QED~証明終了
ということで、おひとりさまの暮らしは、(個人差あるが、)幸せに暮らせる!ということです。
もちろん、それ「相応の行動」は必要です。
保険の手続きや、繋がりが欲しい人は趣味活動の場に通って、友達を作ったり。
それでも、今の世の中、昔に比べたら
一人で外食も、飲みも、お出かけも、旅行もしやすくなり
おひとりさまに優しい社会になったということです。
中には、「他人への興味がなくなっただけ」だ!という人もいますが、
裏を返せば、「他人に寛容な社会」
良いじゃありませんか・・・万歳!おひとりさま!決して結婚できない人の負け惜しみじゃありませんよ!